
8月19日(水)、朝鮮大学校グラウンドにて「第60回 立命館大学・朝鮮大学校定期戦」を開催しました。
今年で60回目という大きな節目を迎えた本定期戦。長年にわたり両校の先輩方が築き、受け継いできた交流の歴史を感じる一日となりました。
当日は、朝鮮大学校の皆様に校門から温かく迎えていただき、試合前には両校の選手・スタッフが参加する開会式が行われました。
猛暑の中で行われた試合では、互いに伝統とプライドを背負い、最後まで激しいプレーを繰り広げました。普段の公式戦やトレーニングマッチとはまた違った、定期戦だからこその緊張感と熱量のある一戦となりました。
試合後には閉会式が行われ、その後は朝鮮大学校の皆様に企画していただいた焼肉交流会に参加しました。
ピッチ上では対戦相手として全力で戦った両校の選手たちも、交流会では大学やチームの垣根を越えて親睦を深めました。サッカーを通じてつながり、試合だけでは終わらない関係を築くことができることも、この定期戦が60回にわたって続いてきた大きな価値の一つです。
また、今回の開催にあたり、朝鮮大学校の皆様には早朝から会場準備をはじめ、開閉会式やセレモニー、交流会の企画・運営、試合中の写真撮影など、さまざまな面で温かく迎えていただきました。
改めまして、素晴らしい一日をつくってくださった朝鮮大学校サッカー部の選手・スタッフ・関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
60回という歴史は、一度の試合でつくられたものではありません。
これまで本定期戦に携わってこられた両校の先輩方、関係者の皆様が交流を大切にし、次の世代へとつないできたからこそ、今年もこの一戦を迎えることができました。
第61回となる来年度は、京都・立命館大学が皆様を迎える番となります。
今回、朝鮮大学校の皆様にしていただいた素晴らしいおもてなしへの感謝を胸に、来年度はさらに良い定期戦、そして両校のつながりをより深められる交流の場をつくれるよう、立命館大学体育会サッカー部一同、準備してまいります。
これからも、サッカーを通じて築かれてきた両校の伝統と交流を大切にし、第70回、第80回、そしてその先の未来へと、この定期戦をつないでいきます。
以下関係者コメント
ー立命館大学 マネージャー 大木遊陽
今回、第60回という記念すべき定期戦を、このような素晴らしい形で開催できたことを大変嬉しく思います。
朝鮮大学校に到着し、校門をくぐった瞬間から皆様に温かく迎えていただき、その歓迎の大きさに驚くとともに、大変嬉しく感じました。試合中も猛暑という厳しい環境の中、同じ条件で戦っているにもかかわらず、さまざまな場面で私たちをサポートしていただきました。
また、試合後の交流会では、選手たちによる余興の披露や、焼肉を囲みながらの交流を通して、ピッチ上だけでは生まれないつながりを深めることができ、非常に有意義な時間となりました。このような素晴らしい機会を準備してくださった朝鮮大学校の皆様に、心より感謝申し上げます。
そして何より、この定期戦が60回という節目を迎えることができたのは、長い年月をかけて両校の関係を築き、この伝統を受け継いでこられたOB・OGをはじめとする諸先輩方のお力があってこそだと感じています。無事に第60回を迎えることができ、安堵するとともに、この歴史の一端を担えたことを大変光栄に思います。
これからも両校の素晴らしい関係と伝統を大切に受け継ぎ、この定期戦が第70回、そして第100回、その先の未来へとつながっていくことを心より願っております。
ー朝鮮大学校 主務 黄 桂賢/ファン ケヒョン(4年)
まずは、60年という節目を迎えた今回の定期戦を主催校として滞りなく終えることができましたこと、大変嬉しく思っております。
朝鮮大学校がホームを務める際には、定期戦と併せて七輪焼肉交流会を開催して おります。
輪になって食事を共にすることで、試合の場だけでは得難い選手同士の率直な対話が生まれ、互いに良い刺激を得られる機会になればという思いを込めております。
今後の定期戦に期待することは、立命館大学と朝鮮大学校がこれからも末永くこの伝統を紡いでいく未来が開かれていくことです。
サッカーの側面においては、リーグ戦の中断明けに互いへ好影響と刺激を与え合える場として、また多文化共生という側面においては、時代の情勢がいかに複雑であろうとも毎年変わらず笑顔と幸福に満ちた空間であり続けられるよう願っています。
最後になりますが、私が朝鮮大学校に在籍した4年間、定期戦で勝利を収めることは一度もございませんでした。
来年こそは次の世代が必ず勝利を掴み、トロフィーを奪還してくれることを期待しております。
この度は、素晴らしいひとときをありがとうございました!
ー朝鮮大学校 マネージャー 金 咲妍/キム ソヨン(2年)
今回、朝鮮大学校が主催する中で、試合だけでなく焼肉や公演での交流の時間を設けることができ、普段の試合ではなかなか知ることのできないお互いの人柄や考えに触れられたことを嬉しく思います。
60回という長い歴史を重ねてきたこの定期戦は、スポーツの対戦だけではなく、学生同士が交流し、互いを理解する大切な場でもあると感じています。
立命館大学と朝鮮大学校は、それぞれ異なる歴史や背景を持っていますが、だからこそ実際に顔を合わせ、言葉を交わし、一緒に時間を過ごすことに大きな意味があると思います。
これまで築かれてきたつながりを大切にしながら、これからはサッカーだけでなく、文化や学びの面でも交流を広げ、互いの歴史や背景を理解し合える関係へと発展していくことを期待しています。
そして、この定期戦がこれからも世代を超えて受け継がれ、両大学の学生にとって新たな出会いや相互理解につながる場であり続けてほしいと思います。
Photo by Kim Soyon
















































